Record China 2021年7月12日(月) 9時0分
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オーストラリア人の40%以上が中国がオーストラリアを武力攻撃するのではないかと懸念していることが、同国のシンクタンク、オーストラリア研究所の調査で分かった。
オーストラリア人の40%以上が中国がオーストラリアを武力攻撃するのではないかと懸念していることが、同国のシンクタンク、オーストラリア研究所の調査で分かったと、中国紙・環球時報(電子版)が10日、オーストラリアメディアの報道を引用する形で報じた。
同シンクタンクが603人に、中国がオーストラリアに対して武力攻撃を開始するかどうかを尋ねたところ、「すぐに」が6%、「いずれそのうち」が36%に上り、「全くない」は24%にとどまった。
中国が台湾に対して武力攻撃を開始するかどうかについては、「すぐに」が13%で、「いずれそのうち」が36%だった。中国が台湾を攻撃した場合、オーストラリアが軍を台湾に派遣することに「賛成」は36%に上った。
環球時報によると、華東師範大学オーストラリア研究センターの主任、陳弘(チェン・ホン)氏は、調査結果について、「驚く人もいるかもしれないが、予想通りだ」と指摘。「オーストラリアは近年、中国を悪者扱いし汚名を着せる動きを続け、オーストラリア国民に悪影響を及ぼしている。両国間には歴史的な恩讐も領土争いも武力紛争の可能性もない。しかしオーストラリアでは、政府や国会議員からシンクタンク、メディアに至るまで中国にぬれぎぬを着せ、政治においては反中がスタンダードとなっている。オーストラリアのメディアはしばしば中国を好戦的・攻撃的と誇張し、中国の平和を愛する姿勢に言及することはほとんどない。これらの要因が、一部のオーストラリア人に、中国がオーストラリアと戦争をする可能性があると信じさせている」と分析している。(翻訳・編集/柳川)
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