中国製薬大手、台湾に1000万回分のワクチン販売へ―米華字メディア

Record China    2021年7月12日(月) 11時0分

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11日、米華字メディア・多維新聞は、中国製薬大手の上海復星医薬集団が新型コロナワクチン1000万回分を台湾企業に販売することを明らかにしたと報じた。

2021年7月11日、米華字メディア・多維新聞は、中国製薬大手の上海復星医薬集団が新型コロナワクチン1000万回分を台湾企業に販売することを明らかにしたと報じた。

記事は、復星医薬集団が11日に夜に発表した公告で、同集団の子会社である復星実業が台湾企業の台積電(TSMC)と鴻海、および両社の創業者である郭台銘(グオ・タイミン)氏が創設した永齢基金会と販売合意書を締結し、メッセンジャーRNA(mRNA)新型コロナワクチン1000万回分を販売することを明らかにしたと伝えた。

また、復星医薬集団が公告の中で「今回販売するワクチンは、購入者によって台湾地域疾病管理機関に寄贈され、現地での接種に供される」とも説明したことを紹介している。

復星医薬集団は昨年3月、独ビオンテックとmRNAワクチンのライセンス契約を締結し、同ワクチンの中国本土、香港、マカオ、台湾での独占生産、販売権を取得しており、今年5月にはビオンテックとの合弁事業への投資を発表していた。(翻訳・編集/川尻

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