「たとえ日本に冷遇されても…」文大統領が日本訪問に積極的な3つの理由とは=韓国ネットには反対の声多数

Record China    2021年7月12日(月) 17時20分

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12日、韓国・マネートゥデイは「成果が不透明な日韓首脳会談に文在寅大統領が積極的である三つの理由」と題する記事を掲載した。写真は文大統領(韓国大統領府Facebookアカウントより)。

2021年7月12日、韓国・マネートゥデイは「成果が不透明な日韓首脳会談に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が積極的である三つの理由」と題する記事を掲載した。

記事によると、韓国の大統領府内では東京五輪に合わせた文大統領の訪日と日韓首脳会談の開催に前向きなムードが流れており、日韓両国は近いうちに実務協議を行い、日韓首脳会談実現の可否を決定するものとみられている。

しかし野党を中心に「日本が首脳会談に消極的な立場を示している中で、韓国が会談の実現に向けてあまりに積極的すぎる」と指摘する声も上がっている。

野党関係者は、韓国大統領府が積極的である理由について「文大統領が任期を終える前に日本との関係を改善したいという考えが強いようだ」と説明している。任期があと1年も残っていない文大統領は、今回の首脳会談を日韓関係改善のきっかけを作る最後の機会と考えているとみられるという。

また「米国のジョー・バイデン政権が強調する日米韓3カ国協力の履行に向け努力する姿を見せる目的だ」との見方や、「任期末を迎えた文大統領が、東京五輪を『韓国の地位の高まり』を示すための外交の場として活用する考え」との見方もあるという。

ただ、記事は「首脳会談が開催されても大きな成果を得られるかどうかは未知数だ」とし、「日本政府は韓国政府に元徴用工慰安婦訴訟の解決策を提示するよう求めており、提示されない場合は会談を短時間で終える計画とされている」と説明している。

与党の主要関係者は「任期が残りわずかとなった文大統領にとって、今回の五輪をきっかけに菅首相と首脳会談を行うことは政治的な面以外にも得られるものが多い」とし、「仮に文大統領が日本で冷遇を受けたとしても、日本の器の小ささや外交欠礼が全世界に知られることになるので、損をするのは日本の方だ」と話したという。

これに韓国のネットユーザーからは「努力した姿だけ見せればいい。日本に利用されては駄目」「物乞い外交はやめてくれ。首脳会談ができないことより、したのに何の成果も得られないことの方が恥ずかしい」「歓迎されないことは明らかなのになぜ?。韓国にはプライドがないの?」と文大統領の訪日に批判的な声が多数上がっている。

その他にも「外交を国内の政治に利用したい考えがバレバレ。日本が対話したいのは次の大統領だから、今回は『五輪でも観戦して帰りなさい』と言われるのがオチだろう」「さんざん反日をあおっておいて『日本に行く』なんてよく言えるな」「日本は何も変わっていないのだから、反日を続けるべきだ」「東京五輪の竹島表記に抗議しボイコットを宣言するどころか、それを黙認して日本に行くだと?。そんなことをしたら、独島(日本名:竹島)を売った最悪の大統領として歴史に記録されることになる」などの声が見られた。(翻訳・編集/堂本

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