Record China 2021年7月14日(水) 11時20分
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11日、韓国・ニュース1は「韓国市場で不振が続いていた日本車が復活の兆しを見せている」と伝えた。資料写真。
2021年7月11日、韓国・ニュース1は「韓国市場で不振が続いていた日本車が復活の兆しを見せている」と伝えた。
韓国輸入自動車協会によると、今年上半期の輸入車販売は14万7757台で、前年同期(12万8236台)より15.2%増加した。国別で見ると、ドイツ車の販売が10万3346台で最も多く、前年同期比23.6%の増加を記録した。2位は米国車で、前年同期比1.4%減の1万6965台。日本車(完成車メーカー3社合計)は9772台を販売し、前年同期の7854台から24.4%(1918台)増加した。レクサスが35.3%増の4868台、トヨタが14.7%増の3217台、ホンダが16.1%増の1687台となったという。
2019年に日本政府が対韓国輸出規制を強化して以来、日本製品不買運動が起きた影響で日本車の販売数は急減した。上半期の好調は「積極的な新車発売とハイブリッド車ラインアップの強化によるもの」だと記事は解説している。韓国内輸入車市場の上半期のハイブリッド車販売は3万5703台で、前年同期(1万1991台)に比べ197.7%増加した。レクサスとトヨタは、ハイブリッド車が全販売数の90%以上を占めており、下半期以降も積極的な新車発売を計画している。ホンダも今年初めにハイブリッド車を発売し、全販売数の半分以上を占めている状態だという。
韓国政府は先月、エコカーの普及促進に向け、ハイブリッド車の取得税・個別消費税の減免期間延長を決めた。記事は「ハイブリッド車を全面的に押し出す日本車の下半期の実績にもプラスの影響を与えそうだ」と伝えている。ある関係者は「昨年までは不買運動が販売に大きく影響していたが、時間の経過によって緩和されてきたのではないか」と話しているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「いまだに日本車を買う人がいるのか」「日本車を買うのは売国行為だ」「日本車に乗ってはいけない。プライドを持とう」「みんな、もっとちゃんと考えようよ。日本が韓国に何をしてきたのか」「これだから日本人に『韓国人は鍋根性だ(熱しやすく冷めやすい)』と言われるんだ」など、日本不買運動を続けようと呼び掛けるコメントが多数寄せられている。
一方で「他に買うべき車がないんだから、仕方ない」というコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)
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