Record China 2021年7月15日(木) 21時20分
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韓国のボーイズグループ「防弾少年団」が9日に公開した新曲「Permission to Dance」の振り付けが注目を集めている。写真はBTS。
韓国のボーイズグループ「防弾少年団(BTS)」が9日に公開した新曲「Permission to Dance」の振り付けが注目を集めている。7月14日、韓国・朝鮮日報が報じた。
記事によると、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は11日、自身のSNSで「Permission to Dance」のミュージックビデオを紹介し、「ミュージックビデオで手話を使ってくれたBTSに感謝する」と投稿。「手話により、15億人もの聴覚障害者の人たちが、生きる活力となる音楽を楽しめるようにしてくれた」と述べたという。
同曲の振り付けには、「楽しい」「踊る」「平和」を意味する国際手話を用いた動作が登場する。両手を握り締めた状態で親指だけを伸ばし上下に振る動作は「楽しい」を意味し、片方の手のひらの上で「A」の形をしたもう一方の手を動かす動作は「踊る」を、両手で「V」を作る動作は「平和」を意味する。
BTSが手話に関心を示したのは今回が初めてではなく、5月にも米国CBSの「ザ・レイトショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア(The Late Show With Stephen Colbert)」に出演した際、別の曲「Butter」について手話を用いて話したとのこと。また2019年にはリーダーのRMが、「聴覚障害のある学生の音楽教育に使ってほしい」としてソウル市内の特殊学校に1億ウォン(約963万円)を寄付したという。
「Permission to Dance」のミュージックビデオは、YouTubeで公開されてから5日間で1億3000万回以上の再生回数を記録している。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「BTSは心も美しいね」「かっこいい。BTSは真のスターだ。同じ韓国人であることが誇らしい」「人種や年齢を超えて、みんなで幸せそうな表情で手話ダンスをする姿は、見ていてとても気分がいい」「この大変なご時世に、全ての人々に癒やしと希望を与えてくれるBTSに感謝します」など、称賛の声が相次いでいる。
一方で、「きっと文大統領もすぐに便乗してくるぞ」「(事務局長には)こんなことを気にする時間があるならコロナをどう克服するか、実務的・政治的なことに頭を使ってほしい」など、大統領や事務局長に対する皮肉交じりのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)
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