人民網日本語版 2021年7月19日(月) 10時10分
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第44回世界遺産委員会が16日夜、福建省福州市で開幕した。
第44回世界遺産委員会が16日夜、福建省福州市で開幕した。今回の委員会は国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が初めてオンライン形式で世界遺産についての議題を審議する場となり、世界遺産保護が直面するさまざまなリスクや挑戦に焦点を当て、広く意見を集め、未来の挑戦に対応し、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条例」の戦略目標と世界遺産の均衡、持続可能な発展の実現を促進する新たな共通認識と新たなイニシアティブを打ち出すことになる。人民日報が伝えた。
第44回委員会の代表を務める田学軍(ティエン・シュエジュン)氏は、「今回の世界遺産委員会はロングバージョンの委員会になり、7月16日から7月31日まで開催され、2020年と2021年と2年分の世界遺産プロジェクトを審議する。これには『世界遺産暫定リスト』にあって審議を待つ45件と世界遺産の保護状況の報告258件が含まれ、予想では『リスト』をはじめとする各種リストに重要な変更が加えられる。このうち中国が申請した『泉州:宋元中国の海洋商業貿易センター』が審議に入る見込みだ。会期中には、一連の関連イベントや二国間会談も行われる」と述べた。
会期中、福州市は斬新なスタイルで同市の深く厚みのある文化的蓄積と文化遺産を紹介する。同市はここ数年、市内にある文化遺産を対象に、全域にわたった連続性のある保護・修復作業を持続的に進め、重要文化財180カ所、古建築・歴史的建築1300カ所以上を相次いで修復してきた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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