北京大が集積回路学院を設置、学際・複合型の人材を育成―中国メディア

人民網日本語版    2021年7月21日(水) 5時50分

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北京大学はこのほど、集積回路学院を設置したことを発表した。写真は北京大学集積回路学院の除幕式の様子。(画像提供は北京大学)

北京大学はこのほど、集積回路(IC)学院を設置したことを発表した。「学際的な勉強、産業と教育の融合、実践の重視」を運営の特色とし、マイクロ・ナノ電子、電子設計自動化(EDA)、IC設計、IC製造、マイクロ・ナノシステムの集積という5つの重点分野に力を入れ、学際・複合型のIC人材を育成し、ICの科学研究と工学応用レベルを引き上げ、中国国内のリーディングカンパニーと提携して、IC技術・産業の持続的発展を支援・推進することを目指している。人民網が伝えた。

同学院は北京大学のコンピューター、数学、物理、化学、材料など複数の優位性を備えた学科との学際的融合を強化し、IC産業の複数段階のリーディングカンパニーとの協力を深化させるとしている。

これまでに中国国内の複数の大学が集積回路学院を設置している。

7月14日には、華中科技大学集積回路学院がスタートした。同学院は国家重要戦略と地域経済発展にサービスを提供することを目標とし、メモリ、センサー、光学チップ、ディスプレー、化合物半導体など特色ある専門分野を構築する。

4月22日には、清華大学が集積回路学院を設置し、中国国内で初めて「1+N」共同メカニズムを打ち出し、ナノ電子化学、IC設計方法学と電子設計自動化(EDA)、IC設計・応用、IC部品・製造工法、マイクロ電子機械システム(MEMS)と微小システム、パッケージとシステムインテグレーション、IC専用設備、IC専用材料などの専門分野を展開する。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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