中国、重点分野の5G応用を今後3年で大きく推進へ―中国メディア

人民網日本語版    2021年7月24日(土) 7時0分

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5G建設のペースアップと同時に、応用の広さと深さが開拓されつつある。写真は上海。

5G建設のペースアップと同時に、応用の広さと深さが開拓されつつある。中国工業・情報化部によると、同部、中央サイバーセキュリティー・情報化委員会弁公室、国家発展改革委員会などの10当局が通達した「5G応用『揚帆』行動計画(2021−23年)」の中で、中国の5G応用発展水準を2023年をめどに大幅に高め、重点分野の5G応用の深さと広さのダブルブレイクスルーを実現すると打ち出された。新華社が伝えた。

5G商用化以降、中国はその産業との融合と複数分野における応用を力強く促進している。クリーンエネルギー発電電力消費ビッグデータを通じ、国網嘉興電気供給公司は「農村低炭素指数地図」を作成し、村の新エネルギー推進の潜在力を掘り起こしている。百度スマートクラウドなどの技術を利用し、泉州水務集団は設備運営検査のスマートな識別と管理を実現し、生産リスクを効果的に下げた。デジタル化の実践が多くの業界で展開されている。

企業登記情報サイトの天眼査のビッグデータによると、中国では約1万8000社が5Gとインダストリアルインターネット関連の事業に従事している。工業・情報化部は、2023年をめどに電力や採鉱などの分野で5G応用の大規模な再現と普及を実現し、5Gのスマート農業における応用シーンを豊富にするなどと打ち出した。また、すべての重点業界で100以上の5G応用モデルを構築するとした。垂直業界分野で、大型工業企業の5G応用普及率を35%以上とする。

工業・情報化部の関係責任者は、「5G融合応用は現在、大規模な発展の鍵となる時期にある。環境をさらに最適化し、力を合わせ、5G応用の各業界への普及を加速させ、デジタル中国の建設に寄与する」とした。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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