人民網日本語版 2021年7月21日(水) 18時50分
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アジア開発銀行は20日に発表した「2021年版アジア経済見通し」の補足報告の中で、2021年の中国経済成長率予測を8.1%と予測し、4月の予測値を据え置いた。写真は北京。
アジア開発銀行(ADB)は20日に発表した「2021年版アジア経済見通し」の補足報告の中で、2021年の中国経済成長率予測を8.1%と予測し、4月の予測値を据え置いた。新華社が伝えた。
同報告によると、中国経済は工業生産、輸出、サービス貿易などにけん引されて成長傾向を維持し、22年の成長率は5.5%に達する見込みという。
同報告は、「21年は新型コロナウイルス感染症が引き続き地域の発展が直面する最大の挑戦だが、アジア太平洋地域の発展途上のエコノミーは経済が回復し、経済成長率はこれまでの予測値より0.1ポイント低い7.2%になるだろう」との見方を示した。
同報告の予測では、21年の東アジア地域と南アジア地域の経済成長率は他の地域を上回り、東アジアは7.5%、南アジアは8.9%に達する。東南アジア地域の成長率は4.0%、中央アジア地域は3.6%、太平洋地域は0.3%になるという。
ADBはアジア太平洋地域の発展を目的とした多国間開発銀行で、1966年に設立され、本部はフィリピンの首都マニラにある。「アジア経済見通し」は同行が毎年発表する経済の旗艦報告書で、アジア太平洋地域の経済発展に対する予測を打ち出してきた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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