洪水の中でも出勤だけは…1990年当時の韓国の映像が話題に「おかしい」「こうやって今の韓国ができた」

Record China    2021年7月27日(火) 5時20分

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21日、韓国メディア・KLABによると、韓国のインターネット上で最近、大雨と洪水の中でも会社に出勤する1990年当時の韓国国民の様子を収めた映像が話題になっている。資料写真。

2021年7月21日、韓国メディア・KLABによると、韓国のインターネット上で最近、大雨と洪水の中でも会社に出勤する1990年当時の韓国国民の様子を収めた映像が話題になっている。

記事によると、その映像は同年9月に撮影されたもので、ソウル首都圏に3日間で半年分の量の雨が降った時のこと。至る所で浸水などの被害が続出し、道路や鉄道、電気、水道、電話も使えなくなってしまった。ところが、そんな大雨でも防げなかったものが「会社員らの出勤」だった。会社員らは水位が胸の高さまで上昇しているにもかかわらず会社へ向かった。過酷な状況の中でも笑顔を見せる人の姿や、発泡スチロールやゴムボートを利用する人の姿も映っている。

これを見た韓国のネットユーザーからは「親に感謝した方がいい。こうやって今の韓国ができた」「責任感と粘り強さがある」という称賛の声や、「会社員だけじゃない。当時は学生も登校が当たり前の時代だった」「当時、やっとのことで学校に行ったら休校で、またどうにかして家に帰った覚えがある」などと当時を振り返る声が寄せられている。

また「今考えればおかしい」「休んで当然の状況なのに、非人間的な会社」「どれだけ社会の雰囲気が硬直していたのか、どれだけ個人の事情は無視されていたのか、どれだけ個人は消耗財になるしかなかったのか」「苦労して会社に行ったところで仕事にならないのに、これが評価されていたのだから恐ろしい」など否定的な声も多く見られた。(翻訳・編集/松村)

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