香港バドミントン選手、黒色のユニフォームで出場し批判浴びる―独メディア

Record China    2021年7月28日(水) 9時20分

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26日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、東京五輪に出場している香港のバドミントン選手が「真っ黒なユニフォーム」で試合に登場したことで物議を醸したことを報じた。

2021年7月26日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、東京五輪に出場している香港のバドミントン選手が「真っ黒なユニフォーム」で試合に登場したことで物議を醸したことを報じた。

記事は、香港のバドミントン選手・伍家朗(ン・カロン)が24日の東京五輪男子シングルスでメキシコの選手に勝利した試合で、他の香港選手とは異なる真っ黒なユニフォームで戦ったと紹介。ユニフォームには香港特別行政区の旗が描かれておらず、背面に自身の英語名と「HONG KONG CHINA」が記載されているのみだったと伝えた。

そして、伍のユニフォームに対し香港では批判的な声が多く見られ、香港の親中政党・民主建港協進連盟メンバーである穆家駿(ニコラス・ムク)氏がフェイスブック上で「中国香港を代表したくないなら、試合に出るな!」と強く批判したことを紹介。強い反発の背景には、2年前の香港民主化デモ参加者が黒いシャツを着用していたことがあると説明した。

その上で、香港バドミントン総会が25日に声明を発表し、伍との間で意思疎通に問題があったことを認めるとともに「伍は東京五輪前にユニフォームのスポンサーと契約しておらず、時間の関係で自前のユニフォームで参加するよう決定した。24日の試合で伍は国際五輪委員会と世界バドミントン連盟の基本要求に則り、選手名と所属する五輪委員会名のみを記載したユニフォームで出場した」と説明したことを伝えた。

また、伍自身もInstagramを通じて「スポンサーとの契約が切れていたため、『フリー』として自分でユニフォームを調達しなければならなかった。自分でお店を探してユニフォームを作ったが、国旗や特区の旗は行政長官の許可がなければ印刷できない規定があり、許可が得られなかった」と釈明するとともに、「香港代表として誇りをもって出場している。次の試合では修正したい。みなさんにはユニフォームではなく、アスリートとしての戦いぶりに注目してもらいたい」と述べたことを紹介している。

記事は、同総会や伍自身の説明を受けて、伍に痛烈な批判を浴びせた穆氏が今度はネットユーザーの批判を浴び、本人のアカウントが閲覧できない状態になったと伝えた。(翻訳・編集/川尻

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