Record China 2021年7月29日(木) 14時0分
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29日に行われた東京五輪卓球女子シングルス準決勝で、伊藤美誠は中国の孫穎莎に0-4で敗れた。
29日に行われた東京五輪卓球女子シングルス準決勝で、伊藤美誠は中国の孫穎莎(スン・インシャー)に0-4(3-11、9-11、6-11、4-11)で敗れ、決勝進出はならなかった。
伊藤は第2ゲームで一時は9-5とリードするも、そこから6連続ポイントを許した。試合後のインタビューでは、第2ゲームを取り切れなかったこと、第3ゲームへの入りが悪かったことを敗因として挙げた。
この一戦は中国で大きな注目を集めており、試合前から中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のランキングでは「孫穎莎VS伊藤美誠」がダントツの1位に。試合終了と共に「孫穎莎が伊藤美誠に勝利」がホットワードとなった。
ネットユーザーからは孫への祝福の声のほか、「小日本」「生かしておくな」などのワードを用いて日本への対抗心をむき出しにするコメントがあふれた。また、「伊藤美誠はどうして笑わないの?代わりに私が笑ってあげる」などと皮肉る声も。伊藤は混合ダブルス決勝の中国との試合中にたびたび笑みを浮かべたことが中国で批判を浴びていた。
ほかにも、日本のメディアが混合ダブルスの後、「中国の国辱」と報じていたことを挙げ「五輪チャンピオン(混合ダブルス金の伊藤)が中国の若手選手になすすべなく完敗とは。日本の国辱ですね」などとやゆするなど、伊藤や日本へのバッシングコメントであふれている。
伊藤はこれまでの発言から「相手へのリスペクトが欠けている」などとして中国国内で批判の声が上がっていた。混合ダブルスの試合後には中傷コメントが集まったことで微博アカウントを非表示にしたと報じられていた。(翻訳・編集/北田)
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2021/7/27
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