ウイグル人、中国政府の弾圧受け東南アジアへ逃亡=文化の近いトルコへの脱出望む―米メディア

Record China    2014年5月14日(水) 9時36分

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13日、ウイグル族のムスリムと中国政府は長期にわたる緊張関係にあり、多くのウイグル人たちが東南アジアへの脱出を図っているという。写真はウルムチのウイグル族住民。

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2014年5月13日、ウイグル族のムスリムと中国政府は長期にわたる緊張関係にある。彼らは、政府の政策は自分たちを政治的、文化的に周辺化しようとするものだと非難する。米ラジオ局のボイス・オブ・アメリカが伝えた。

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長年にわたり、多くのウイグル族が国外へと逃亡を続けている。中国が再び新疆で鎮圧行動を取ったことについて、活動家は「東南アジアへと逃げていくウイグル人が増え続けている。彼らが今後どうなっていくのかは分からない」と語った。

タイの移民局職員によると、同国では少なくとも400人のウイグル人を拘束しており、他にも多くのウイグル人が各地に潜伏しているという。今年初め、当局はカンボジアに近い国境地域でウイグル人20人を発見した。マレーシアの活動家によると、数百人のウイグル人が残留を試みるか、他国の保護を求めているという。

タイ国内には数十万人に上るミャンマー、カンボジアからの移民労働者がおり、不法移民問題は新しい問題ではない。だが、移民局関係者は、これほど多くの不法ウイグル人移民を目にしたことはないと語った。その多くが女性や子どもだという。タイとマレーシアは、拘束した不法入国者の処分をまだ決定していない。

ウイグル人たちは、文化や言語の似たトルコへの入国を希望し、トルコ政府も受け入れの意志を示している。ウイグル人の自治権拡大を目指す世界ウイグル会議は、トルコ国内には約3万人のウイグル人が居住していると見積もっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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