ロシアでサムスンペイ使用禁止の可能性―露メディア

Record China    2021年8月2日(月) 13時20分

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30日、界面新聞は、ロシアで韓国・サムスンの決済システム「サムスンペイ」が使えなくなる可能性があると報じた。写真はサムスン本社。

2021年7月30日、界面新聞は、ロシアで韓国・サムスンの決済システム「サムスンペイ」が使えなくなる可能性があると報じた。

記事は、ロシアメディア・スプートニクの30日付報道を引用。サムスンペイに用いられている技術について、スイスの特許所有者が「サムスンは当該技術を不法に使用している」として起こした訴訟で、モスクワの仲裁裁判所が訴えを認めたと伝えた。

そして、裁判所の判決は事実上ロシアにおけるサムスンペイの運営を禁止するとともに、サムスンペイをサポートする設備の輸入も認められなくなるものだと説明するとともに、サムスン側がこの判決を不服とする場合には30日以内に上訴を行うことになると紹介した。

一方で、専門家からは「サムスンは特許を巡って争うか、特許所有者と交渉を行うことができる。実際に使用禁止の段階にまではいかないだろう」との見方が出ているとした。

記事は、2015年8月にサービスが始まったサムスンペイは1年後にロシアに進出、ロシア国家金融研究局の統計では今年3月現在で、ロシア国内のモバイル決済システムユーザーのうち17%がサムスンペイ利用者だと伝えている。(翻訳・編集/川尻

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