チェン・カイコー監督の息子の米国籍放棄が示す中国市場の魅力の高まり―米メディア

anomado    2021年8月10日(火) 10時0分

拡大

米エンタメ業界誌Variety(電子版)は2日、中国映画界の巨匠チェン・カイコー監督の息子の米国籍放棄が中国市場の魅力の高まりを示しているとする記事を掲載した。写真はアーサー・チェン・フェイユー氏。

米老舗エンタメ業界誌Variety(電子版)は2日、中国映画界の巨匠チェン・カイコー(陳凱歌、68)監督の息子の米国籍放棄が中国市場の魅力の高まりを示しているとする記事を掲載した。中国紙・環球時報(電子版)が4日、その内容を要約して次のように伝えている。

チェン・カイコー氏の米国生まれの息子、アーサー・チェン・フェイユー(陳飛宇、21)氏が米国の市民権を中国の市民権に変更したことについて、中国国内では、キャリアを後押しするための賢明な動きとして受け止められている。

アーサー・チェン氏の事務所がSNS微博(ウェイボー)で、「チェン・フェイユーは正式に中国公民になりました」とし、「チェン・フェイユーは偉大な祖国を愛し続けており、今後も前向きなエネルギーを広め、その力を生かして祖国に貢献していきます」との声明を発表すると、若い俳優の「祖国の抱擁に戻る」という決定を祝福するコメントが多く寄せられた。

ある映画ブロガーによると、世界最大の映画市場が成長し続ける中で、中国の観客は、「外国人」が本土のゴールドラッシュに参入するという考えに非常に抵抗している。中国人の顔をして、中国人の金を稼ぐのに、中国人の心を持っていないのは詐欺行為ではないのかというわけだ。

アーサー・チェン氏のウェイボー公式アカウントは、政治的正しさと商取引のバランスをとる方法に関する興味深い研究事例だ。同氏の今月の投稿のうち、6つは広告関連、3つは本人の写真、1つは新型コロナ関連、1つは東京五輪に出場する中国選手への応援で、さらに6つは人民解放軍と「長征精神」を称える国営メディアの投稿のシェア(転送)だ。

別のブロガーによると、アーサー・チェン氏の市民権の変更は、中国の映画・テレビ業界の発展を考えると、利益が弊害を上回る。中国国内では「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(原題:戦狼2)」や「你好、李焕英」などの国産映画の客の入りはハリウッド大作以上だ。「海外に出て名を成す」はもう時代遅れで、国内で数年間、演技を磨くことに取り組む方がはるかに良いという。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携