中国外交部「米国が一部の国の挑発行為を助長」=米国務長官の「中国の南シナ海での行動は挑発的」に反論

Record China    2014年5月14日(水) 10時57分

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13日、中国外交部の華春瑩報道官は、ケリー米国務長官が、中国の南シナ海での行動を「挑発的だ」と批判したことについて、「挑発的行為をしている国は中国ではない」と反論し、「米国の誤った言論が、一部の国の挑発行為を助長している」と述べた。写真は中国外交部。

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2014年5月13日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は定例記者会見で、ケリー米国務長官が中国外交部の王毅(ワン・イー)部長との電話会談で、中国の南シナ海での行動を「挑発的だ」と批判したことについて、「南シナ海で挑発的行為をしている国があるが、それは中国ではない」と反論した上で、「海洋問題に関する最近の米国の誤った言論が、一部の国の危険で挑発的な行為を助長している」と述べた。14日付で京華時報が伝えた。

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12日の電話会談で、王部長はケリー長官に対し、南シナ海情勢の歴史的経緯や事実、中国側の立場を伝えた上で、「米国は客観的で公平な立場を取り、関連する約束を遵守し、言行を慎み、挑発を助長する行為を避けるべきだ」と促した。

これに対し、ケリー長官は、「領土の主権帰属問題において、米国は中立的な立場を維持し、判断を下すつもりはない」との考えを示し、関係国が地域の平和や安定に向けて適切な対応を取るよう求めた。(翻訳・編集/NY)

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