トルコに勝利した五輪女子バレー韓国代表、試合後の行動に称賛の声「感動した」「このために五輪はある」

Record China    2021年8月7日(土) 7時20分

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6日、韓国・アイニュース24によると、張仁華団長率いる東京五輪韓国代表選手団が5日、トルコ代表選手団の事務室を訪問した。資料写真。

2021年8月6日、韓国・アイニュース24によると、張仁華(チャン・インファ)団長率いる東京五輪韓国代表選手団が5日、トルコ代表選手団の事務室を訪問した。

韓国選手団がトルコ選手団の事務室を訪問した理由は、最近トルコで発生した山火事被害について、トルコ選手団団長にお見舞いのメッセージを伝えるため。

韓国代表とトルコ代表は前日、女子バレーボール準々決勝で戦い、接戦の末に韓国がトルコを3-2で下し、準決勝進出を決めていた。山火事被害に苦しむトルコ国民に勝利の知らせを届けたいと意気込んでいたトルコの選手たちは試合後に涙を流した。トルコ代表は大会前、「十分にメダルを狙える」と評価を受けていたという。

張団長と韓国選手団は「トルコの選手たちの情熱と闘志、そして試合後に韓国の選手たちと健闘を称え合った姿は、見ている全ての人たちに感動を与えた」と述べたという。

トルコで韓国は「兄弟の国」とも言われている。1950年の朝鮮戦争勃発時、トルコは国連軍の一員として参戦。米国英国に続いて3番目に兵力を韓国に送った。戦争期間中にトルコ軍が被った被害は、死者724人、負傷者2493人、失踪者175人、捕虜234人に達するという。

韓国選手団は「韓国内でもトルコの山火事被害を支援するための苗木寄贈運動がオンライン上で活発に行われている事実をトルコ側に伝えた」とし、「韓国とトルコのスポーツ交流を今後さらに増やしていくことを約束した」と明らかにした。また「スポーツには互いの困難を半分にしてくれる大きな力があり、これこそが五輪精神を実践するということ」とし、「スポーツ以外にもさまざまな分野で韓国とトルコの交流が深まっていくよう協議を重ねていきたい」と話したという。

このニュースを見た韓国のネットユーザーからは「いいね、スポーツでつなぐ友情」「真のスポーツ精神だ」「涙が出そう」「韓国の選手団は立派だね。感動した」「朝からじんとしたよ。トルコを助けてあげたい」「平和と和合という五輪精神は、まさにこのこと」「こういうことをするために五輪はある」など称賛や感動の声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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