独メルケル首相「中国はユーロに強力な支援」―中国メディア

Record China    2014年5月15日(木) 6時30分

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14日、ドイツのメルケル首相は、「中国はユーロ危機に際してドイツに強力な支援を与えてくれた。中国はユーロが長期にわたり存在すると堅く信じているからだ」と述べた。資料写真。

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2014年5月14日、ドイツのメルケル首相はこのほど、ドイツ政府のサイトを通じて、目下のグローバル経済が直面するチャンスと課題について、「中国はユーロ危機に際してドイツに強力な支援を与えてくれた。中国はユーロが長期にわたり存在すると堅く信じているからだ」と述べた。

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メルケル首相によると、ドイツ・中国両国は良好な交流・対話関係を維持している。首相は今年7月に中国を訪問する予定で、秋にはベルリンで両国政府間の協議が行われ、経済発展に存在するリスクや危機について話し合いが行われる見込みという。

メルケル首相は次のように述べた。現在のグローバル経済は成長の軌道に戻るチャンスを抱えているが、借金で対処しようとしてはならないし、金融市場のバブルの脅威にさらされるわけにもいかない。そこで引き続き金融市場の監督管理を強化することが必要になる。今年秋には主要20カ国・地域首脳会合(G20)が行われ、シャドーバンキングへの監督管理について話し合いが行われる。現在、系統的な大手銀行の安定化では進展があったが、シャドーバンキングへの監督管理の取り組みはまだ十分ではない。

ユーロの危機について、メルケル首相は、「私たちは大きく一歩前進したが、危機はまだ克服されてはいない」とした上で、ユーロ圏の一連の国々は公債が国内総生産(GDP)に占める割合が、欧州連合(EU)が「安定成長協定」で設定した上限の60%を超えており、欧州は今後数年間は新たな雇用場所を創出し、科学技術水準と経済の競争力を向上させることに力を注がなくてはならないと述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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