「雪山の精霊」と呼ばれるウンナンシシバナザル―中国

人民網日本語版    2021年8月11日(水) 0時0分

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ウンナンシシバナザルは、世界で最も標高の高い場所に生息し、体型が最大の霊長類で、1年を通して高山帯針葉樹林に生息しているため、「雪山の精霊」と呼ばれている。

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ウンナンシシバナザルは、世界で最も標高の高い場所に生息し、体型が最大の霊長類で、1年を通して高山帯針葉樹林に生息しているため、「雪山の精霊」と呼ばれている。

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ウンナンシシバナザルは、金沙江、瀾滄江、怒江の三つの川が平行に流れる地域「三江併流」にある横断山脈の多種多様な動植物生物が生息するエリアで暮らしている。北はチベット自治区のマルカム県から、南は雲南省大理ペー族自治州雲竜県までの細長い山脈がその範囲だ。

ウンナンシシバナザルは中国の固有種で、国家一級保護動物に指定されているほか、国際自然保護連合(IUCN)の絶滅の危機にある世界の野生生物のリスト「レッドリスト」にも名を連ねている。しかし、今年4月末に発表されたウンナンシシバナザルの動態モニタリングプロジェクト報告によると、現時点で、ウンナンシシバナザルの個体群は23、総数は計3300匹以上にまで回復している。1980年代末から、中国のウンナンシシバナザルの個体群数や個体数は増加の一途をたどっている。1996年だけを見ると、個体群は13、総数は計1000~1500匹だった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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