韓国、若者の住宅「親頼み」傾向が顕著に―中国メディア

Record China    2021年8月16日(月) 9時0分

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中国紙・環球時報(電子版)の10日付報道によると、韓国で若者の住宅「親頼み」傾向が顕著になっているという。写真はソウル市内。

中国紙・環球時報(電子版)の10日付報道によると、韓国で若者の住宅「親頼み」傾向が顕著になっているという。

韓国紙・中央日報の9日付報道を引用して伝えたもので、ソウルの住宅購入者のうち30歳未満が占める割合が増加傾向にあることが韓国不動産院が8日発表した統計で分かった。

6月のソウルのマンション取引4240件のうち、30歳未満の購入者の割合は5.5%(233件)と、2019年1月の統計開始以来最多となった。

両親から住宅贈与を受ける若い層も増えている。6月のソウルのマンション贈与は1698件で、5月の1.3倍だった。

ソウルでは住宅価格の高騰に伴い、親の支援が受けられない若い層の不安感が大きくなっている。韓国建設産業院の研究者は「『相対的剥奪感』による『不動産うつ』が引き起こされている」とし、「政府は不動産二極化の改善に向けて市場の調整機能を早急に回復させなければならない」と指摘している。

これについて、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では、中国のネットユーザーから「中国も同様」「20代で親の支援を受けずに住宅を購入できる人なんてごく一部」「人気動画配信者やにわか成金でなければ無理」などのコメントが書き込まれていた。(翻訳・編集/柳川)

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