北東アジアには、国際高速船(RORO船・フェリー)ネットワークが存在し、日本~日韓RORO~釜山港~陸路~仁川港~韓中RORO~中国港湾というRORO to ROROサービスを利用した中欧班列接続サービスも行われている。さらに、シノトランスジャパンによる日本~威海港~重慶~デュイスブルクというサービスや中国フォワーダー海東国際貨運代理による博多港~釜山港~仁川港~大連港~満州里のRORO to ROROサービスとシノトランスの威海港経由サービスの活用などがある。韓国発貨物に関しては、韓国企業SJロジスティクスが、LG電子の製品の韓国工場、中国工場分を成都鉄道コンテナセンター駅に集約し、ブロックトレイン(コンテナ専用列車)を仕立てて欧州へ送るサービス(仁川港~日照港経由)を提供している。日韓発貨物と中欧班列との接続については、最適ルートを求めて現在、模索中の段階にある。
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