中国科学院大気物理研究所が15日に明らかにしたところによると、中国初の世界二酸化炭素(CO2)モニタリング科学実験衛星「中国炭素衛星」の大気中CO2濃度観測データに基づき、同研究所などの研究者が先進的な炭素フラックス計算システムを利用し、中国炭素衛星初の世界炭素フラックスデータ集を取得した。これはマイルストーン的な結果で、中国が世界炭素収支の空間定量モニタリング能力を備えたことを示しており、世界で日本と米国に続き3番目に同技術を確立した国になった。関連する研究成果は学術誌「Advances in Atmospheric Sciences」にオンライン掲載された。科技日報が伝えた。
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