Record China 2021年8月17日(火) 22時20分
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16日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、アフガニスタンで反政府勢力タリバンが国内をほぼ制圧したことについて、中国のネット上は米国に対する罵声一色になっていると報じた。
2021年8月16日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、アフガニスタンで反政府勢力タリバンが国内をほぼ制圧したことについて、中国のネット上は米国に対する罵声一色になっていると報じた。
記事は、タリバンが短時間のうちに政権奪取に成功し、アフガニスタン国民は一夜にして20年前の悪夢の中に戻されることになったと紹介。16日には中国のネット上で米国に対する批判や罵声がこれまで以上に多くなっていると伝えた。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)には「帝国主義がまた尻尾を巻いて逃げ出した」「米国はいったいどれだけの盟友を見捨てるのか」「アフガニスタンから逃れられるのは、一般市民ではない」「20年たったアフガニスタンでは米国による民主、繁栄の約束は実現されず、逆に百万人規模の難民を生み出すことになった」といったコメントが寄せられていると紹介した。
また、中国政府系メディアもアフガン情勢を「煽り立てている」とし、米国の外交官が慌ただしく現地から退却したことなどを際立たせて報じていると紹介。ベトナム戦争末期の1975年にサイゴンが陥落した際と同様の状況だとする報道に加え、昨年の米大統領選でトランプ氏支持者が米国会議事堂に進入した混乱と比較して「アフガンの権力交代は米国の大統領よりもスムーズだ」との意見も出ていると伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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