Record China 2021年8月17日(火) 20時20分
拡大
東京五輪に出場した卓球の平野美宇が中国メディアのインタビューに応じ、「中国選手に勝って世界一になりたい」と語った。資料写真。
東京五輪に出場した卓球の平野美宇が中国メディアのインタビューに応じ、「中国選手に勝って世界一になりたい」と語った。
香港フェニックステレビの李淼(リー・ミャオ)記者は16日、自身の微博(ウェイボー)アカウントで平野へのインタビュー動画を掲載した。
中国選手と対戦した印象を聞かれた平野は、「とても強くて、普段なら通用する技が通用しなかったりとか、大事な場面でも1本多くボールが返ってきたりとか。そこで私たちがミスをしてしまったので、中国選手はとても強いなと実感しました」と語った。
試合後のインタビューで涙を流していたことについて聞かれると、「金メダルを目指していたので、決勝で負けて悔しかったんですけど、それ以上にオリンピックの舞台に立てたことがとても幸せで、メダルを取れたこともほっとしました」と話した。
「中国との力の差を感じることはあるか」との質問には、「中国選手もどんどん強くなっていますし、特に孫穎莎(スン・インシャー)選手や王曼昱(ワン・マンユー)選手は私たちと同じくらい若くて、世代交代というか若い選手がどんどん出てきているので、私たちがもっと速いスピードで成長しないと追いつけないなと思うのでもっともっと頑張っていきたいです」と答えた。
また、「どのくらいの差があると感じるか」については、「そう簡単に縮まるものではないと思います。今は中国選手の方が有利だと思うので、対戦した時にどっちが勝つか分からないと思ってもらえるようなところまで、パリ五輪の前までに持っていきたいなと思います」と答えた。
「陳夢(チェン・モン)、孫、王の3選手と次に対戦することになったら勝つ自信はあるか」との質問には、「陳夢選手はシングルスで優勝されていて、ここ数年トップに立つことが多くとても強い選手だと改めて実感しました。他の2人の選手も若くて強いので、これからずっと対戦していくことになると思います。私はやっぱり世界一になりたいので、中国選手にもほかの国の選手にも勝って、チャンピオンになれるように頑張っていきたいです」と語った。
今回の東京五輪では、伊藤美誠らがその強気な発言などから中国のネットユーザーからの中傷を浴びることになった。平野の発言に対してネットユーザーからは「まだ夢を見ているのか」など批判的な声も散見されるが、「世界一を目標にするのは、競技者であれば普通のことではないか」「アスリートが世界一を目指すのに何か問題でも?」「夢を持つのは自由。ただ実現できるかどうかは分からないが」「将軍になりたがらない兵士は良い兵士ではない。こういう信念がなければどうやって自分を高めるというのか。頑張って」など肯定的に受け止める声も多くなっている。(翻訳・編集/北田)
この記事のコメントを見る
Record China
2021/8/17
2019/4/25
2019/2/18
2018/11/5
2017/6/7
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る