抗日英雄の写真を掲載した韓国大統領有力候補に批判殺到、その理由は…=韓国ネット「ひどい歴史認識」

Record China    2021年8月17日(火) 16時20分

拡大

17日、韓国・国民日報によると、韓国野党の次期大統領選有力候補である尹錫悦前検事総長の「歴史認識」が物議を醸している。写真は尹前総長。

2021年8月17日、韓国・国民日報によると、韓国野党の次期大統領選有力候補である尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検事総長の「歴史認識」が物議を醸している。

記事によると、尹前総長は光復節(日本からの解放記念日)の15日、ソウル市内の義烈祠を訪れた。義烈祠は7人の独立運動家の肖像が祭られている場所。尹前総長は参拝後、SNSに写真を掲載し「おまえたちにも血が流れ骨があるのなら、朝鮮の勇敢な闘志になり、太極の旗を高く掲げ、私の空墓を訪ねて一杯の酒を注いでくれ。1932年12月19日 尹奉吉(ユン・ボンギル)義士」と書き込んだ。

ところが写真には、、尹前総長が尹奉吉ではなく安重根(アン・ジュングン)の肖像に酒を供える姿が写っていた。そのため与党議員を中心に「尹奉吉義士の意を受けて安重根義士に酒を捧げた」「欠礼だ」と指摘する声が上がった。この写真は現在、尹前総長が尹奉吉の肖像を観覧する様子の写真に変更されている。

指摘に対し尹前総長側は、文章が特定の写真の説明でないことを強調し、「当日の活動についての趣旨と尹前総長の義烈祠訪問の意味についてつづったもの」と説明したという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「ひどい歴史認識だ。恥ずかしい」「情けないよ。こんな人に経済、福祉、国防を任せられない」「安重根と間違えて伊藤博文に酒を供える人だ」「歴史の勉強をし直し、テストに合格してから出馬した方がいい」「尹前総長が討論会に参加しない理由はこれだったのか」など尹前総長への厳しい声が続出している。

一方で「掲載したのは尹前総長本人ではないだろう」「尹前総長がその2人を知らないわけがない」「当日の活動にふさわしい言葉を引用しただけなのになぜ批判されるの?」など擁護する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携