中国で反日感情が高まる中、遼寧省大連市に国内最大の「日本風情街」が開業したことが伝えられた。このニュースに中国のネットユーザーからさまざまな声が上がっている。

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この件をめぐり、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）アカウント「法律指南」は24日、「日本をテーマとする中国最大規模の総合商業施設が21日に大連市にオープン。総工費は60億元（約1020億円）だ」との報道を紹介。その上で歴史問題に言及し、「先人たちの骨の上に日本風情街をオープンさせて平気なのか」などと訴えた。

この他、「歴史のページを開いて日本の当時の東北3省における犯罪行為を見、『最大』を誇りとするのは…」などと述べて「なぜ、中国が日本文化を大々的に宣伝せねばならないのか。われわれの土地に文化はないのか。われわれの数千年の歴史では足りないのか」との投稿もあり、これに中国のあるネットユーザーは「日本が好きなら日本に行ってその風情を味わえばいい。中国に日本風情街はいらないな。中国では中国文化を宣伝すべきだ」との意見を寄せている。（翻訳・編集/野谷）