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アフガニスタンの難民問題について明確な立場を表明していない韓国政府に対し、英国人記者がSNSを介して批判した。写真はアフガニスタンの子ども。
アフガニスタンの難民問題について明確な立場を表明していない韓国政府に対し、英国人記者がSNSを介して批判した。24日、韓国・中央日報が伝えた。
記事によると23日、英国出身で韓国に居住中の記者ラファエル・ラシッドさんは、韓国大統領府が6月13日に投稿したツイッターの写真と文章を共有。それは英コーンウォールで開かれたG7サミットに文在寅(ムン・ジェイン)大統領が参加した際の写真で、大統領府は「6月12日夕方(現地時間)、英空軍のエアショーの観覧に先立ち、文在寅大統領はカービス・ベイホテルの屋外でG7に参加した首脳陣と団体写真の撮影をしました」とコメントしている。
ラシッドさんはこのツイートを自身のタイムラインでシェアし、 「世界の経済大国の一つである韓国は、先進国の一員になったと自慢することを好むが、韓国を助けた難民やアフガニスタンなどに対する国際的な責任については沈黙を守っている」と批判したという。
これを受け、記事も「政府はアフガニスタン難民の受け入れに積極的な立場を表明せずにいる。米国が難民の受け入れ先として日本や韓国などの米軍基地を検討しているという報道が出ると、政府は『米国とそのような協議はしていない』として一線を引いた」と報道。徐薫(ソ・フン)大統領府国家安保室長も、「現地で韓国人と雇用関係にある人々などについては受け入れを検討中」としたものの、一般の避難民については「簡単に判断できる問題ではない。慎重に検討すべき事案だ」と述べているという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「だったら英国に連れていって」「難民はむやみに受け入れてはいけない。欧州がいい例だ」「難民問題でEUを脱退した英国が言うことか?」「韓国は今も停戦中の分断国家だ。数多くの若い兵士が強制的に銃を持たされて休戦ラインを守っているような状況で、難民なんて受け入れられるはずがない」「韓国は今の政権になって負債も急増しているし、労働市場も狭いし、文化のギャップも大きいし、あまり好ましくないよ」など、反発の声が多く寄せられている。
一方で、「沈黙しているのは難民問題だけじゃない。香港の問題や北朝鮮の人権問題についても不利なことは黙っている。大国の顔色ばかり伺っているプライドのない政権」「国民は後進国だからね。その国民が選んだあの人も同じ」など、政府に対する批判のコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)
South Korea, one of the largest economies in the world, loves to boast being part of the club of advanced nations.
— Raphael Rashid (@koryodynasty) August 23, 2021
Yet when it comes to worldly responsibilities such as refugees and Afghans that helped Korea, keeps quiet. https://t.co/nEcEmtpuXK
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