人民網日本語版 2021年8月25日(水) 9時50分
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中国各地が講じる防疫措置に対する市民の協力度は、どの程度なのだろうか?中国青年新聞社はこのほど、2034人に対する関連調査を実施した。写真は揚州でのPCR検査。
中国各地が講じる防疫措置に対する市民の協力度は、どの程度なのだろうか?中国青年新聞社はこのほど、2034人に対する関連調査を実施した。その結果、「外出時は常に体温測定や健康コードの利用に協力している」とした人は99.0%に達した。また、「ワクチンの接種状況に関心がある」と答えた人は65.7%を占めた。そして、「自分自身、感染対策はしっかりできていると思う」とした人は92.5%だった。中国青年報が伝えた。
今回の調査回答者を年代別にみると、「00後(2000年以降生まれ)」が18.8%、「90後(1990年代生まれ)」が42.8%、「80後(1980年代生まれ)」が30.0%、「70後(1970年代生まれ)」が6.5%、「その他」が1.8%をそれぞれ占めた。
■「外出時は常に体温測定や健康コードの利用に協力している」99.0%
河南省周口市に住む19歳の大学生・李子豪さんは、「地元では今のところ感染者は確認されていないが、万全な感染対策が講じられている。大型公共スペースに至るまで、マスク着用を義務づけている」と話す。県立病院で多くの青年ボランティアが働いており、入口での体温測定を担当しているという。「私もボランティアに参加したかったが、活動場所が自宅からかなり遠かったため、申し込めなかった。自宅付近でボランティアを募集しているところをチェックするつもり」と李さん。
広東省広州市に住む2000年以降生まれの何家豪さんは、「広州市では現在、防疫措置の強化を進めており、多くの地域ではPCR陰性証明がないと通行できない。メディアは市民に感染予防を呼びかけるメッセージを常に伝えており、感染が確認された人については、どの路線を利用していたかの情報も含めて伝え、注意を呼びかけている」と話した。
新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州に実家がある大学生の王旭龍さんは、「7月15日に帰省したが、自治区内に入ったとたん、防疫担当者が列車内の消毒や体温測定、健康コードの確認を行った。下車すると、担当者が乗客を車両ごとに集め、PCR検査所に連れて行かれ、PCR検査を受けた。検査終了後、ようやく駅から出ることができた」と話した。王さんが実家に戻ると、すぐにコミュニティー職員から連絡が入り、3日ごとにPCR検査を受け、3回の検査が終了しても、住民全員が検査を受ける必要があると言われたという。
各地の防疫措置に対する住民の協力度はいずれも非常に高い。「外出時は常に体温測定や健康コードの利用に協力している」と答えた人は99.0%に上った。
■「感染対策はしっかりできていると思う」92.5%
回答者のうち、「ワクチンの接種状況に関心がある」とした人は65.7%を占めた。
天津の大学で指導員として働く梁晶昌さんは、「周囲の同僚や家族は全てワクチン接種を済ませた。学生も90%以上が接種済みだ。時間が経過し、ワクチンが普及していけば、周囲の人々はほぼ全員打ち終わるだろう」と話す。
北京市民の向宇さんは、毎日マスクを着用し、必要な時にはどこでも健康コードを利用する生活に慣れたという。「こうした措置は必要不可欠。今は、地域同士や国同士のつながりがとても密接になっている。世界全体のコロナウイルス感染予防・抑制情勢は依然厳しく、私たちにはわずかな油断も許されない」と向さんは述べた。
今回の調査で、「感染対策はしっかりできていると思う」と答えた人は92.5%に上り、うち30.6%は「感染対策は万全」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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