クリスの強姦罪逮捕に続き、30代の人気男性司会者に性的暴行の疑い、女性が被害を訴え

anomado    2021年8月25日(水) 10時50分

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人気男性司会者のチェン・フォンについて、性的暴行を受けたと主張する女性が過去の被害を暴露。防犯カメラの映像がネットに登場し、公安局が当時の状況を発表したことで、世間を震撼させる騒動に発展している。

中国の人気男性司会者のチェン・フォン(銭楓)について、性的暴行を受けたと主張する女性が過去の被害を暴露。防犯カメラの映像がネットに登場し、公安局が当時の状況を発表したことで、世間を震撼(しんかん)させる騒動に発展している。

バラエティー番組で人気を集める37歳の司会者チェン・フォンについて24日、20代のタレントを名乗る女性が、2019年に発生したという性的暴行被害を暴露。当時、チェン・フォンから飲食店に呼び出され、執拗(しつよう)に酒を勧められて意識を失い、翌朝に全裸の状態でホテルで目覚めたという。最寄りの公安局に通報したものの立件されなかったことや、チェン・フォン側から金銭での和解の申し入れがあったが断ったことなどを明かしている。

今月、元EXOメンバーで歌手兼俳優クリス(呉亦凡/ウー・イーファン)が、未成年を含む複数女性への強姦(ごうかん)の容疑で逮捕された。チェン・フォンが所属する湖南衛星テレビではこのほど、この事件をきっかけとして、所属司会者やタレントが倫理的規範を守るという承諾書にサインさせているが、ここにチェン・フォンも加わっているのを発見したことで不快感を覚え、過去の性的暴行被害を暴露するに至ったという。

24日、上海市公安局では女性の証言の通り、19年2月に女性から通報があったこと、同年3月15日の時点で強姦罪の証拠が見つからず立件しなかったことや、その後に女性から異議の申し立てがなかったことを発表した。同じく24日、ホテルのエレベーターに泥酔して歩けない女性を引きずり込むチェン・フォンらしき人物を捉えた防犯カメラの映像がネットに登場し、世間を驚かせている。

湖南衛星テレビは24日、チェン・フォンの番組収録を全て中止し、あらゆる調査に全面的に協力すると発表。中国共産党機関誌・人民日報のニュースサイト「人民網」では同日、湖南衛星テレビの迅速な対応を評価する文章を発表している。(Mathilda

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