2021年8月30日、中国メディアの観察者網によると、安徽省で屋台の不衛生な様子が目撃され、物議を醸している。

記事によると、29日夜に「朝食屋台の店主が道路脇にたまっていた水を鍋に入れてまんじゅうを蒸した」とする動画がネット上で拡散した。当局が調査した結果、28日午前8時40分ごろに安徽省合肥市の長寧大道でまんじゅうを売り終えた屋台店主が、帰宅する途中で道路脇の穴にたまっていた水を汲み、まんじゅうを蒸す機器の中に入れて洗浄する様子を撮影したものだったことが判明したという。屋台は当局に一時押収され、当局がさらに調査を進めた上で法に基づき屋台の店主に処分を下すことになるとのこと。

この件について、中国のネットユーザーは「この水を使ってまんじゅうを蒸そうが蒸し器を洗おうが関係ない。非道徳的であり、食品衛生法に反する行為だ」「直接蒸してないとはいえ、この蒸し器で蒸したまんじゅうが清潔だなんて、誰が信じられるか」「水蒸気で蒸すのだから大丈夫だと言ってる人がいるが、信じられない。それなら小便で洗っても大丈夫だっていう道理になるぞ」「ペナルティーとして、本人にまんじゅうを食べさせてほしい」といったコメントを残している。

また、食べ物を扱う業者としてあるまじき行為だとして「こういう水を平気で使う店主の心は、水たまりの水よりも汚い」とコメントするユーザーも見られた。（翻訳・編集/川尻）