燃え盛るバスにとどまり乗客を避難させた中国の運転手、船長が真っ先に逃げた韓国とは「雲泥の差」―米紙

Record China    2014年5月16日(金) 11時7分

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15日、韓国・朝鮮日報は「中国のバス放火事件で50数名の乗客への被害が最小限だったのは、バスの運転手が職責をまっとうしたから」と題する記事を掲載した。写真は韓国船事故の報道。

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2014年5月15日、韓国・朝鮮日報は「中国のバス放火事件で50数名の乗客への被害が最小限だったのは、バスの運転手が職責を全うしたから」と題する記事を掲載した。

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12日、四川省でバスが放火される事件が起き、1人が死亡、77人が負傷した。この事件では、バスの運転手が最後までバスにとどまり、乗客を避難させたため、死者を1人出したものの、乗客の多くは軽傷で済んだ。

この事件について、米紙ニューヨーク・タイムズも「事件の被害が比較的小規模だったのは、バスの運転手の肖(シャオ)さんが職責を果たしたからだ」と伝えた。目撃者によると、肖さんは消火器を探し、窓を割って乗客を避難させた後、自身は最後にバスを離れたという。

同紙は、「船長が真っ先に逃げた韓国船セウォル号の事故と雲泥の差がある。勇敢な肖さんは、人びとに“責任者がその義務を負う”とはどういうことかを見せつけた」とたたえた。(翻訳・編集/北田

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