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13日、中国の高速鉄道を利用した野心はとどまるところを知らず、鉄道による世界支配を図ろうとしている。資料写真。
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2014年5月13日、英スカイニュースは、中国の高速鉄道を利用した野心はとどまるところを知らず、鉄道による世界支配を図ろうとしていると指摘した。中国と米国を結ぶ総延長1万3000キロの鉄道建設計画をも検討している。15日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
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これほどの鉄道は工学的にも大きな課題が予想される上、通常なら飛行機に乗る距離を鉄道で移動するとなると、どれほどの時間がかかるのか。中国は日本などから先端技術を“借用”して国内初の高速鉄道を敷設してからまだ数年しか経っていないが、ラオスやカンボジア、タイ、ミャンマー、ケニア、タンザニア、ウガンダ、ウクライナ、ルーマニアなどの国が中国との間で自国内での高速鉄道建設プロジェクトの折衝を行っている。現在の中国はちょうど19世紀の英国と似たような状態にある。英国は鉄道によって都市や国を結び、支配を強めていた。
中国の李克強(リー・カーチアン)首相はこのほどアフリカを歴訪し、各国と貿易に関する話し合いを行った。石油を豊富に産出しているナイジェリアとの間で131億ドル(約1兆3300億円)にも上る鉄道建設で合意に達したほか、豊富な石油資源を持つ南スーダンとケニアのモンバサを結ぶ鉄道事業でも合意に達したことが明らかにされている。(翻訳・編集/岡田)
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