盛況だったのに…大連の日本風情街が営業停止=中国ネット「これぞ愛国」「狂ってる」

Record China    2021年9月3日(金) 14時0分

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中国遼寧省大連市で8月25日にプレオープンした「日本風情街」が営業を停止したことについて、中国のネット上では疑問を投げ掛ける声も出ている。

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中国遼寧省大連市で8月25日にプレオープンした「日本風情街」が営業を停止したことについて、中国のネット上では疑問を投げ掛ける声も出ている。

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「日本風情街」は大連市東部の金州区金石灘に位置する。地元政府の2021年度重点活動にも指定されている文化観光プロジェクト「盛唐・小京都」の一部で、総敷地面積63万平方メートルに、商業施設や住宅、娯楽施設などを集めた開発プロジェクトだ。日本の京都をモデルにしており、唐代と日本の建築様式が融合した街並みを再現している。

25日のプレオープン後、週末には多くの人出でにぎわったものの30日には営業停止の指示が下り、31日には封鎖、9月1日から停止状態となった。担当者によると、人出が多かったことでいくつかの問題が発生したこと、新型コロナウイルスの感染対策などから決定されたといい、今後商店街の一部の店について「調整」が行われるとのこと。なお、営業再開の時期については未定だという。

「日本風情街」をめぐってはオープン当初、「日本の業者にだけ入居を許可し、日本製品のみ販売することを許可している」との事実と異なるうわさや、最近の反日感情の高まりを背景にした批判の声が上がっており、営業停止はそうした声を受けてのものではないかとの見方も出ている。

営業停止の報にネット上では「よくやった!これぞ愛国だ。日本企業は開発区から追い出せ」「日本人の刀によって殺害された同胞たちがこの街を見たらどう思うか。中国には風情はないのか、歴史はないのか。先人たちに申し訳が立つのか」といった愛国心を煽るようなコメントが多数ある一方、「そんなに言うならいっそのこと貿易を止めれば?」「天津のイタリア風情街、北京のユニバーサル・スタジオ上海ディズニーランド、広東省や江蘇省の日本街も封鎖するのか?理性的になれ」「こんなに大騒ぎするなんて狂ってる。私は大連人だけど、言葉もない」などの苦言も散見される。

このほか、「政府系メディアは日本風情街を一切批判しておらず、セルフメディア(自メディア)があおり立てる記事を流しているだけだ」との指摘も。中国では近年、個人や小規模、新興メディアが乱立し、大手ポータルサイトにも記事を配信しているが、中身は玉石混交で、PV(ページビュー)目当てに過激な反日記事を流すところも少なくない。ネットユーザーからは「セルフメディアはいい加減な記事を流して人々の愛国感情を消費している。その上、先頭に立って大連人を非難するようネット民を扇動していたりもする」との声や、「すべてをセルフメディアのせいにはできない。現在の状況では愛国心をあおってPVを稼ぐのが安全で、他の話題を取り上げるのは危険」との声も上がっている。(翻訳・編集/北田

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