Record China 2021年9月7日(火) 5時20分
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間もなく全面開業するユニバーサル・スタジオ・北京の付設ホテルについて、宿泊料金が高額である割には「欠点あり」との意見があるという。写真はユニバーサル・スタジオ北京の付設ホテルの内部の様子
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瀋陽晩報は3日、間もなく全面開業するユニバーサル・スタジオ・北京の付設ホテルは宿泊料金が高額である割には「欠点がある」との指摘があると紹介する記事を発表した。
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ユニバーサル・スタジオ・北京は1日に試験営業を開始した。チケットの一般向け販売は行わず、招待客が指定された日に、場内の一部エリアや施設、演目、飲食サービスを体験している。正式開業は20日だ。
一般向けチケットは14日に販売される。閑散期の入場チケットは418元(約7100円)、平常期は528元(約8980円)、繁忙期は638元(約1万800円)で、それ以外に入場チケットが718元(約1万2200円)の特別指定日も設けられる。
ユニバーサル・スタジオ・北京は、北京市南東部で河北省廊坊市と接する通州区にある。記事によると、北京市の市街地北西部の海淀区からやって来た人は、自宅から2時間近くもかかってしまったと説明したという。記事は、ユニバーサル・スタジオ・北京が市街地から離れた場所にあるため、付設されるホテルは多くの宿泊客を獲得できるとの見方を示した。
付設されるホテルには環球影城大酒店(ユニバーサル・スタジオ・グランド・ホテル)と諾金度仮酒店(NUOリゾートホテル)があるが、ユニバーサル・スタジオ・グランド・ホテルの宿泊料金は1590元(約2万7000円)以上、NUOリゾートホテルは2756元(約4万6900円)以上だ。記事は、近くにある別のホテルで、ネット予約で宿泊料金が600元(約1万200円)程度のホテルもあると紹介した。
記事によると、すでに宿泊したとして、自分が宿泊したユニバーサル・スタジオ・グランド・ホテルの客室内部が「田舎っぽい」と感じたと紹介した投稿者がいた。中国では、昔ながらの雰囲気を売り物にして営業する農村部の観光施設が「農家楽(ノンジアラー)」と呼ばれている。記事は「ユニバーサル・スタジオの1泊2000元のホテルが、まるで農家楽なのか?」と表現した。
ただし、投稿者が室内を落ち着いて見ると、いずれの造作も映画作品中に登場した情景を模していることに気づいたという。
投稿者はそれでも、ユニバーサル・スタジオ・北京の付設ホテルには欠点があると主張した。まず、付設ホテルはユニバーサル・スタジオ・北京の敷地内にあることが問題で、ユニバーサル・スタジオ・北京は午前6時から場内放送をひっきりなしに始める。朝6時にベッドの中で、放送が何を言っているのかはっきり聴きとれたほどという。
投稿者は、それほどよく眠れない人は、付設ホテルの利用は慎重に検討した方がよいとの考えを示した。また、客室のシャワールームにバスタブがないことや便座に温水洗浄機能がないことも指摘した。(翻訳・編集/如月隼人)
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