<サッカー>日本戦に向け中国の秘策、ポイントは「3」―中国メディア

Record China    2021年9月7日(火) 16時20分

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7日にカタールドーハで行われるサッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選、日本戦に中国はどう臨むのか。

7日にカタールドーハで行われるサッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選、日本戦に中国はどう臨むのか。「3」という数字がポイントになりそうだ。

2日に行われた初戦で、日本はオマーンにホームで0-1とまさかの黒星を喫した。一方、中国もオーストラリアに0-3で敗れてグループ最下位に。W杯本大会出場には互いに負けられない一戦となる。

中国メディアの澎湃新聞は6日付の記事で「初戦で敗れた2チームにとって、メンタルは技術や戦術と同様に重要なポイントになるだろう」と指摘。「中国が予想通りオーストラリアに敗れたのに対し、日本がホームでオマーンに敗れたのは大番狂わせだっただけに、日本にかかるプレッシャーは圧倒的に大きい」とした。

そして、日本のメディアの報道を基に「仮に中国戦を落とすようなことになれば、森保一監督は解任される公算が高く、サッカー協会の田島幸三会長も巻き添えになる可能性がある」とし、「(日本は)東京五輪では男子はメダルに届かず、女子はベスト4にも進めなかった。7大会連続のW杯出場を絶対に達成しなければならない任務と位置付けており、もし2戦未勝利となれば誰かが責任を取らざるを得なくなる」と指摘した。

日本戦に臨む中国代表の秘策はフォーメーションの変更のようだ。記事は「3バック」もしくは「3ボランチ」が採用される可能性を報じている。中国はこれまで、アジア2次予選を突破するために試合の主導権を握る4-4-2のフォーメーションを採用し、高い位置からプレスをかけていた。最終予選へ向けてカウンター主体の戦術への切り替えが必要だとの世論はあったものの、結局変更することなく最終予選に突入。オーストラリア戦ではこれまで同様前がかりになったところ、裏のスペースを突かれて失点を重ねた。

記事によると、ここ数日の練習と関係者の情報から、中国は1年以上練習してきた4バックを捨て、3バックに変更する可能性が高いという。記事は「強い相手にはしっかり守ってカウンターという戦い方自体は王道だが、問題は準備期間が短すぎてどこまですり合わせて形にできるかだ」と指摘。より変更幅の少ない案として、4バックの前に3ボランチを配することも考えられるとし、「どのような選択をするかは李鉄(リー・ティエ)監督とコーチ陣の判断に委ねられる」と伝えた。(翻訳・編集/北田

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