ベトナム反中デモの台湾人襲撃は誤解ではない、ほとんどの台湾企業が中間管理職に中国人―台湾メディア

Record China    2014年5月16日(金) 23時40分

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16日、ベトナムで激化する反中デモで、暴徒化した一部のデモ隊が台湾企業を襲撃している問題で、台湾・中山大学社会学科の王宏仁教授は「台湾人襲撃は誤解ではない」と指摘した。写真は台湾メディアの報道。

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2014年5月16日、台湾・東森新聞によると、ベトナムで激化する反中デモで、暴徒化した一部のデモ隊が台湾企業を襲撃している問題で、台湾・中山大学社会学科の王宏仁(ワン・ホンレン)教授は「台湾人襲撃は誤解ではない」と題する記事を発表し、理由として「ほとんどすべての台湾企業が中間管理職に中国人を採用している。ベトナムへの中国からの投資急増が、現地社会に大きな影響を与えているため」と分析した。

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王氏は反中デモについて、ベトナム進出企業の中に「ガラスの天井」があると指摘。「台湾企業が現地採用する中国人の中間管理職は、非常に重要な人材となっている。台湾人トップとベトナム人の間の言葉の壁を取り払うだけでなく、台湾人を雇用するより安く済むからだ」と語る。企業の最上部に台湾人、その下に中国人がおり、ベトナム人はさらに下。「彼らは昇進や賃金に不満を抱いている」としている。(翻訳・編集/AA)

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