Record China 2021年9月8日(水) 18時20分
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8日、中国新聞網は、サッカーワールドカップカタール大会アジア最終予選で日本に0-1で敗れた中国代表について「希望が見える戦いぶりだった」と評する記事を掲載した。
2021年9月8日、中国新聞網は、サッカーワールドカップカタール大会アジア最終予選で日本に0-1で敗れた中国代表について「希望が見える戦いぶりだった」と評する記事を掲載した。
記事は、8日未明にカタール・ドーハで行われた日本―中国戦で、中国が0-1で敗れて最終予選開幕2連敗になったとする一方で、オーストラリアに0−3と完敗した前戦に比べれば「やるせなさの中に一筋の希望が見えた」と評した。
そして「やるせなさ」の部分については、中国代表が全力を尽くしたものの、それでも日本との差を埋めることはできなかったと説明。ただ、両者の世界ランキングの差、選手の合計年俸の差、「海外組」の人数の差を考えれば「結果についても、戦いぶりについても受け入れられるものだった」としている。
また、希望については、中国代表選手たちが最終予選のレベルの高さ、タフさに適応し始め、自らの特徴や強みを活かせるようになりつつある点を挙げた。また、可能性を感じさせたポイントとして、日本に先制点を奪われた後の後半15分に李鉄(リー・ティエ)監督が戦術を切り替えたことに言及。失点を防いで少なくとも勝ち点1を得ようという「死守計画」が破綻し、より積極的に相手と競り合いゴールを狙っていく方針に転換したことで多くの攻撃のチャンスを獲得したと伝えた。
その上で「この30分間は、最終予選残り8試合に向けた希望が見える時間だった。攻守のバランスが一層整い、アジアトップの実力を持つ日本に対して一定の脅威を作り出した上、試合終盤では日本の攻撃リズムを鈍化させることに成功した」と評価した。
記事は、グループ内で上位2チームとの対戦を終えての2連敗について「客観的に見て、決して受け入れられないものではない」とし、この後のサウジアラビア、オマーン、ベトナムとの戦いこそが中国代表にとっては重要だとの見方を示した。(翻訳・編集/川尻)
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