Record China 2021年9月8日(水) 15時20分
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今年5月、地震でもないのに揺れたとして注目された中国広東省深セン市の超高層ビル「賽格広場」について、新京報は、今月8日から営業と使用が再開されると報じた。
今年5月、地震でもないのに揺れたとして注目された中国広東省深セン市の超高層ビル「賽格広場」について、新京報は、今月8日からタワー状の高層建築物と高層のメインビルを囲むように建つ低層の付属建築物の営業と使用が再開されると報じた。
報道によると、2000年に完成した賽格広場は、高さ355.8メートル、地上72階・地下4階建て、床面積は17万平方メートル。5月18日から振動が発生し、同21日、原因調査のため閉鎖された。
中国国営新華社通信の7月15日付報道によると、揺れの原因について、専門家チームは風が引き起こす振動と構造の累積損傷の重点分析を通して、ビル本体とマストに共振の必要条件が形成されたと判断。「マストを撤去することでビルの揺れを感じる問題は効果的に解決され、マスト本来の避雷、航路標識機能はマスト撤去後に屋上に新たに設置できる」との考えを示した。
新京報によると、マストの撤去作業に当たっていた現場指揮部は7日、同作業が終わり、有感振動のリスクが排除されたとし、8日からタワー状の高層建築物と高層のメインビルを囲むように建つ低層の付属建築物の営業と使用が再開されると発表した。(翻訳・編集/柳川)
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