サッカーのワールドカップ（W杯）アジア最終予選で日本戦を戦った中国代表FW武磊（ウー・レイ）のSNSへの投稿が注目を集めている。

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7日にカタール・ドーハで行われた試合は、日本がFW大迫勇也のゴールで1-0で勝利した。試合から一夜明けた8日、武はスペインに戻るため空港を訪れたが、その時に目にした光景を次のようにつづっている。

「私のそばでは、ほぼまるごとの日本代表チームが欧州の各所属クラブに戻る準備をしていて、本当に感銘を受けた！私たちとアジアの強豪国との差は確かに大きい。この差を直視しよう！一日一日を無駄に過ごしてはいけない！」

中国代表では武が唯一の海外組であるのに対し、日本代表は多くの選手が欧州でプレーしている。武はかねてから海外でプレーすることの重要性を解いてきた。

中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では「日本選手が欧州に戻る場面が武磊の心に刺さる」がランキングトップ10に入った。ネットユーザーからは「武磊頑張れ！」「応援してるぞ」といった声援が送られる一方、「中国はここ30年間まったく成長がない」「日本との差は広がる一方だ」「国内リーグのサラリーが高すぎるから海外に出て行きたがらない」「国内リーグは年俸制限令が出たが、それにしても欧州の2部3部リーグよりは高給。その上、食事に慣れない、外国語は学びたくない、ママと離れるのは嫌…この世代の選手は海外に出て行けない」との厳しい見方も。

また、「すぐにでもユース育成に着手・継続し、グラウンドなどハード面を整備、サッカーアニメなどを放送し国内の雰囲気を高め、ピラミッド式の選抜システムをつくる。そうすれば20年ほどで効果は出るだろう。なぜやらない」と指摘する声も出ている。（翻訳・編集/北田）