人民網日本語版 2021年9月8日(水) 15時0分
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中国外交部の汪文斌報道官は、「日本はIAEAに全面的に協力すべきであり、各ステークホルダー及び関係する国際機関と十分に協議して合意に至る前に、原発汚染水の海洋放出を勝手に始めるべきではない」と述べた。
国際原子力機関(IAEA)が福島原発汚染水の安全な処分について協議するため訪日する件について、中国外交部の汪文斌(ワン・ウェンビン)報道官は7日の定例記者会見で、「日本はIAEAに全面的に協力すべきであり、各ステークホルダー及び関係する国際機関と十分に協議して合意に至る前に、原発汚染水の海洋放出を勝手に始めるべきではない」と述べた。
【記者】国際原子力機関(IAEA)のリディ・エヴラール事務次長がチームを率いて今週訪日し、日本の原子力規制委員会、経済産業省、外務省と福島原発汚染水の安全な処分について協議し、福島第一原子力発電所を視察するとの報道について、中国としてコメントは。
【汪報道官】われわれはIAEAが客観的で公正、科学的で責任ある姿勢を堅持し、各ステークホルダーの意見に十分に耳を傾け、日本の原発汚染水処分について、その前・中・後の国際社会による評価と監督・査察に助力し、絶対的な安全性を確保することを希望する。
日本は、原発汚染水処分のあらゆる可能な選択肢について十分な協議を行うことやデータの正確性や処分方法の有効性などの面で監督と査察を受け入れることを含め、IAEAに全面的に協力するべきだ。
現在、日本政府は国際社会の懸念を顧みず、原発汚染水の海洋放出の準備作業を頑なに進めている。われわれは日本が誤った決定を直ちに撤回することを望む。各ステークホルダー及び関係する国際機関と十分に協議して合意に至る前に、原発汚染水の海洋放出を勝手に始めるべきではない。(提供/人民網日本語版・編集/NA)
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