2014年5月16日、韓国では多くの業界で景気が低迷する一方、カジノ業界は好景気だ。韓国の各カジノの売り上げが急増している背景には中国人客の増加がある。環球時報が伝えた。

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韓国メディアによると、済州島を訪れる外国人観光客が増加するにつれ、カジノの売り上げも増えている。済州島にある8カ所の外国人専用カジノでは、13年の売り上げは前年比50．7％増の2169億1900万ウォン（約215億円）だった。2012年に済州島を訪れた外国人観光客は168万人だったが、13年には39％の大幅増となり、233万人に上った。

今年第1四半期（1−3月）、韓国のカジノ最大手パラダイスグループの売り上げは前年同期比17．7％増の1705億5000万ウォン（約170億円）、純利益は同71．8％増の473億ウォン（約47億円）に達した。同社傘下のカジノ3カ所における中国人VIP客の掛け金の額が前年同期比37．9％増だったことが売り上げや利益増につながった。

韓国の専門家は、韓国のカジノはさらに発展すると分析している。今後もさらに多くの中国人客が韓国のカジノを訪れると予測され、中国人の掛け金はほかの外国人よりも多いことから、好景気の状態を維持していくとみられている。（翻訳・編集/藤）