中秋節を前に各地のカニが旬を迎える―中国

人民網日本語版    2021年9月14日(火) 15時50分

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毎年旧暦の8月から9月になると、爽やかな秋風が吹き、カニの身がぎっしりと詰まっておいしい時期を迎える。そして、ワタリガニなどが市場で大人気となり、その価格も高騰する。

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毎年旧暦の8月から9月になると、爽やかな秋風が吹き、カニの身がぎっしりと詰まっておいしい時期を迎える。そして、ワタリガニなどが市場で大人気となり、その価格も高騰する。今年のカニの状況について、広東省と新疆ウイグル自治区を取材した。中央テレビ網が伝えた。

広東省豪光村の港では、漁民が野生のワタリガニをたくさん獲って戻ってきたばかりで、新鮮なカニが元気よく爪や足をしきりに動かしていた。ワタリガニは大きく育ち、身も味噌もぎっしりと詰まっていそうだ。仕入れ業者は、「秋はワタリガニの身が最も詰まっている季節。そのため、買い付けるカニはどれも質が良い。また、中秋節(旧暦8月15日、今年は9月21日)が近づいているため、贈答用にカニを購入する人が増え、価格が高騰している。中サイズのワタリガニの価格は500グラム当たり20元(約340円)も上がり、中秋節には最高で130元(約2200円)まで上がるだろう」と話した。

新疆ウイグル自治区ロプノール県タクラマカン砂漠北部にある羅布湖で養殖されたカニも間もなく市場で販売される。

羅布湖のカニ養殖業者の初寧寧(チュウ・ニンニン)さんは、「タリム川への生態給水により、羅布湖周辺の生態環境は改善され、羅布湖の水もきれいになった。微量の塩を含んでいるため、カニの成長に非常に適しており、とても優れた味わいのカニになる」と話す。

羅布湖の水域面積は約800ヘクタールで、水深は7メートル。水産養殖にとってとてもいい条件が整っている。ここで獲れた魚やカニは地元だけでなく、北京や上海広州などに輸送されて販売されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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