Record China 2021年9月14日(火) 12時20分
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12日、韓国メディアは「OECD加盟国で最も遅く新型コロナウイルスワクチン接種を始めた韓国だが、接種速度が開始から200日間でOECD最上位圏に達した」と伝えた。写真は韓国のワクチン接種会場。
2021年9月12日、韓国・オーマイニュースは「経済協力開発機構(OECD)加盟国で最も遅く新型コロナウイルスワクチン接種を始めた韓国だが、接種速度が開始から200日間でOECD最上位圏に達した」とし、「底力を示した」と伝えた。
韓国はワクチン接種開始から200日目となった13日午前0時の時点で、1回目接種率64.6%、2回目接種率39.1%となっている。英オックスフォード大学などが制作するデータまとめサイト「Our World in Data」によると、200日での1回目接種率が韓国を上回ったのはアイスランド、チリ、カナダ、ベルギー、デンマークだけだという。
記事は「世界で最初にワクチン接種を始めた英国でも200日での接種率は64.63%だが、韓国の場合、200日目当日である13日の数値が集計に含まれていないことから1回目接種率は英国を上回っている」とし、「韓国のワクチン接種速度はOECD加盟国でも速いほう」だと評している。また「予定どおり今週中に接種率70%を達成すれば、韓国は「集団免疫」の基準となった「接種率70%」を、接種開始後に最も速く達成した国の一つとなる」とも強調。OECD加盟国で最も速く70%を達成したのはアイスランドだが、アイスランドの人口は約34万人で、「韓国と接種率を直接比較することは困難だ」としている。
また「カナダ、ベルギー、デンマークは200日目までは韓国より接種率が高かったものの、70%達成は相対的に遅かった」とも指摘。チリ(人口約1921万人)は204日で接種率70%を達成しており、韓国もチリと同水準の速度になると予想されていたというが、「チリは主に中国シノバック製ワクチンを使用したという点を考慮すべき」だとしている。
米紙ニューヨーク・タイムズの「Coronavirus Vaccine Tracker」によると、現在、1回目接種率が70%を超えているのは25カ国で、このうちOECDに加盟していないのは12カ国だという。ただし記事は「これらの国は人口が1000万人未満で、相当数がシノバック製ワクチンを使用している」と指摘。「つまり、韓国と同じワクチンの供給を受けた人口1000万人以上の国の中で、最も短期間で1回目接種率70%を達成するのは韓国だ」と強調している。
さらに、韓国がどれほど急速に接種率を上げたかは「2月中旬以降、同時期に接種を始めたOECD加盟4カ国と比べるとはっきりする」とし、「日本とコロンビアが韓国より9日、ニュージーランドは7日、豪州は4日、それぞれ早く接種を始めたが、今月9日現在の接種率は韓国62.27%、日本62.16%、ニュージーランド56.75%、豪州52.66%、コロンビア47.32%で、韓国が最も高い」と伝えている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「やっぱり韓国は最高」「国民意識と医療従事者の労苦のおかげだ」「順調に接種が進むようになるまで、医療スタッフの皆さんと国民が力を合わせた結果だ。韓国の国民意識はかなり高くなったと自負していいと思う」「医療従事者の皆さん、ありがとう」「これが大韓民国だ」「世界はK-防疫が最高だと言っている」など、喜びの声が殺到している。
また、「集団免疫には6年4カ月かかると報じる記事があったよね」「世界最高の国民性、世界最悪のマスコミ」など、メディアに対する苦言も多く見られた。(翻訳・編集/麻江)
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