Record China 2014年5月19日(月) 1時55分
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17日、台湾ETtodayは、ベトナムの反中デモに対し、台湾外交部がパスポート用シールという“奇策”を打ち出したことを報じた。中国本土人と誤解されないようにとの考えだが、台湾世論はもっと役に立つ対策をとバッシングしている。写真は事件を伝える台湾紙。
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2014年5月17日、台湾ETtodayは、ベトナムの反中デモに対し、台湾外交部がパスポート用シールという“奇策”を打ち出したことを報じた。
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中国による南シナ海パラセル諸島(中国名は西沙諸島)近海の石油リグ設置を受け、中越関係が緊張の度合いを増している。ベトナム各地で反中デモが起き、打ち壊しや放火などの暴力事件へと発展した。とばっちりで被害を受けたのが台湾企業。ベトナムには台湾企業が数多く進出しており、1000社以上が操業停止に追い込まれたという。
こうしたなか、台湾外交部はとばっちり被害を避けるための奇策を打ち出した。それがシール。「私は台湾人です。台湾から来ました」と書かれたシールをパスポートに貼り付けるというもの。2万枚を印刷したという。
こんな小手先の技ではなく、ちゃんと台湾市民を守れと政府には抗議が寄せられたが、呉敦義副総統は賛否両論あることは認めつつも、対策しようという気持ちに悪気はなかったと擁護。政府のやることすべてにケチをつけていては何もできなくなってしまうと理解を求めた。(翻訳・編集/KT)
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