「半導体はまだサムスンの時代」と韓国メディア、インテル抜きグローバル半導体1位に=韓国ネット「誇らしい」

Record China    2021年9月21日(火) 12時20分

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20日、韓国・文化日報は「サムスン電子がファウンドリー部門の売上高を除いても、米インテルを抜きグローバル半導体1位を記録する見通し」だとし、「半導体はまだサムスンの時代」だと報じた。資料写真。

2021年9月20日、韓国・文化日報は「サムスン電子がファウンドリー(半導体受託製造)部門の売上高を除いても、米インテルを抜きグローバル半導体1位を記録する見通し」だとし、「半導体はまだサムスンの時代」だと報じた。

記事によると、市場調査会社のOmdiaは、今年7~9月期のサムスン電子の半導体売上高はシェア14.11%を記録し世界トップに立つと予想した。2位のインテルはシェア12.09%と予想されている。Omdiaは半導体メーカーの売上高調査にファウンドリーの実績を含まない。Omdiaの調査では、今年4~6月期のサムスン電子の半導体売上高はシェア13.12%で、インテル(13.53%)に僅差で敗れ2位にとどまった。7~9月期はDRAMなどメモリ価格の上昇と販売量の増加で、インテルの実績を大きく上回ると期待されるという。

一方、ファウンドリー部門の実績を含むIC Insightsの調査では、サムスン電子は4~6月期に既にインテルを追い抜いているという。サムスン電子の売上高は202億9700万ドル(約2兆2227億円)、インテルは193億400万ドルと集計されている。サムスン電子が1四半期の売上高でインテルを抜いて世界トップに立ったのは、2018年の7~9月期以来、11四半期ぶり。

 IC Insightsは、7~9月期にもサムスン電子の半導体売上高は前四半期比10%増の223億2000万ドルで、2四半期連続1位を維持すると予想している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「誇らしいサムソン。とにかく中国、日本には負けるな」「まだサムスンの時代、ではなくて、これからもずっとサムスンの時代であってほしい」「大韓民国サムスン、ファイト!」「世界に誇れるのはサムスンとBTSだけだな」「これも皆、経済大国を作った文在寅(ムン・ジェイン)大統領の業績だ」など、喜びのコメントが多く寄せられている。

一方、「サムスンが優秀なんじゃなく、インテルの崩壊だよ」「Exynos、メモリチップ、DRAM、フラッシュメモリチップ、SSDなどは機関設計と主要技術を外国企業に依存していて、サムスン電子に収益が発生したら外国企業にロイヤルティのような収益と配当金を払わねばならないのが現実だよ」などの意見も見られた。(翻訳・編集/麻江)

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