プーチン大統領、合同軍事演習を機に政財界の大物を引き連れ訪中=江沢民氏との会見も―米メディア

Record China    2014年5月19日(月) 12時33分

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17日、中ロ合同軍事演習の実施に伴い、ロシアのプーチン大統領は上海で中国の習近平国家主席とともに開幕式に出席する。高官、財界人も訪中し、プーチン氏は江沢民氏とも会見する。写真は中国で出版されているプーチン大統領の自伝。

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2014年5月17日、ボイス・オブ・アメリカによると、中ロ合同軍事演習の実施に伴い、ロシアプーチン大統領は上海で中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席とともに開幕式に出席する。これに合わせ、ロシアからは多数の高官と財界人の訪中が予定されている。

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プーチン大統領の側近で国営石油会社ロスネフチのセーチン社長も同行し、新たな石油供給協定に署名する。クリミア担当相サベリエフ氏も訪中し、クリミア経済への支援取り付けを求めるとみられている。欧米からの制裁が相次ぎ、国際資本がクリミアから撤退を続ける中、ロシアは巨額の資金を拠出して現地経済を維持しているためだ。

中国はかつてクリミアに港と物流センターの建設を計画していた。ウクライナの政治学者は、「中国はこの問題について討論せざるを得ないだろう。ウクライナ危機がどのように収束するかはわからず、このプロジェクトも凍結されるかもしれない」と語った。

また、プーチン大統領と江沢民元国家主席の会談も予定されている。江沢民氏はソ連での留学、勤務経験を持ち、任期中はロシアやCIS諸国を積極的に訪問し、長年の懸案だった中ロ国境問題解決に向けて戦略協力パートナーシップ関係を確立した。プーチン大統領との会談について、どちらから打診があったかは明らかにされていない。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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