Record China 2014年5月19日(月) 21時30分
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19日、3月に消息を絶ったマレーシア航空MH370便は、南シナ海で行われていた米国とタイの合同軍事演習で意図せず撃墜されたとする米国人ジャーナリストの新刊が物議をかもしている。資料写真。
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2014年5月19日、3月に消息を絶ったマレーシア航空MH370便は、南シナ海で行われていた米国とタイの合同軍事演習で意図せず撃墜されたとする米国人ジャーナリストの新刊が物議をかもしている。環球時報が英国の複数のメディアの報道として伝えた。
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問題の書籍はナイジェル・カウソーン氏の「Flight MH370 - The Mystery」。19日に世界各地で発売された。同氏は匿名の消息筋の話として、「MH370便は南シナ海で行われていた米国とタイの合同軍事演習で意図せず撃墜された。当事国は事実を隠蔽(いんぺい)するため、捜索を間違った方向へ導いた可能性がある」と記している。
英紙デイリー・テレグラフによると、乗客家族らは同書について「憶測に過ぎない」と批判している。
英紙デーリー・メールは「同書はMH370便を扱った最初の書籍だ」とした上で、書籍について詳しく取り上げた。
それによると、MH370便が消息を絶った3月8日、タイ湾のオイルリグの作業員が、炎を上げている航空機を目撃した。付近では数カ国が参加する合同軍事演習が行われ、実弾演習も実施されていた。MH370便を意図せず撃墜した当事国は、事実を隠蔽するため捜索チームを派遣し、誤った情報を発表したという。同書では、捜索が間違った方向に導かれた可能性が高いとした上で、「南インド洋で機体の残骸が発見されなったこと自体が疑わしい。仮にブラックボックスが見つかっても、関係国が意図的に手配した偽物の可能性もある」と指摘している。
デイリー・テレグラフによると、カウソーン氏は現在、英国在住。テレビ番組にたびたび出演し、歴史や文化を扱った著書150冊余りがある。一方で、一部著書は証拠に乏しいとして物議をかもしたこともある。(翻訳・編集/NY)
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