米華字メディアの多維新聞は5日、中国独自ブランドの新エネルギー車（NEV）が海外市場開拓を加速させていると報じた。

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中国税関の統計によると、中国の今年1～8月の自動車輸出は前年同期比117．5％増の131万8000台、金額ベースでは111．1％増の1377億元（約2兆3800億円）に達し、うちNEVは前年同期の6倍近い17万3000台を占めた。

記事は、広西汽車集団が生産した配送用のNEV130台余りが4日、海上輸送で北米に向け出荷されたと伝え、同社国際業務部総責任者の辛軍強（シン・ジュンチアン）氏が自社のNEVの海外販売が持続的に伸びていることはNEVの研究開発で積んだ豊富な経験のおかげとの考えを示したことを紹介。「同社のNEVが海外の消費者を引き付ける主な原因は航続距離の長さ、貨物積載スペースの広さ、コストパフォーマンスなどだ」とした上で、同社以外に中国ブランドの蔚来、小鵬、愛馳なども海外市場開拓を加速させており、自動車産業が特に発達している欧州、米国などにも進出していると伝えた。（翻訳・編集/野谷）