2014年5月19日、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領はセウォル号沈没事故について談話を発表し、国民に改めて謝罪するとともに海洋警察の解体・組織再編成を発表した。しかしながらこれに対する韓国世論はおおむね批判的。多くの人は大統領による「政治ショー」にすぎないと見ている。国際在線が伝えた。

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「地方選挙の前にわざわざ国民の前で泣くなんて、何か他の意図があるとしか思えない」（27歳大学生）

「事故の被害者のことは見て見ぬふりをしておきながら、口を開けば組織再編成。あの涙は全くの政治ショーだ」（43歳ソウル市民）

「事故後34日も経過してから談話発表は遅すぎる。海洋警察解体も効果があるのか疑わしい」（市民団体の代表者）

韓国メディアは今回の大統領による談話について、地方選挙で与党にマイナスに働くと推測している。（翻訳・編集/YM）