李明博元大統領の私邸を落札した人物が明らかに、購入理由に注目が集まる=韓国ネット「返してあげて」

Record China    2021年10月7日(木) 20時50分

拡大

公売に付されていた李明博元大統領の私邸を購入した人物が明らかになり、話題を集めている。写真は李元大統領と朴前大統領。

公売に付されていた李明博(イ・ミョンバク)元大統領の私邸を購入した人物が明らかになり、話題を集めている。10月7日、韓国・朝鮮日報が報じた。

記事によると、7月に罰金・追徴金の納付のため公売に付されていたソウル市江南区論峴洞の李元大統領の私邸を111億5600万ウォン(約10億4288万円)で落札したのは、MARIO Outlet(マリオアウトレット)の洪性烈(ホン・ソンヨル)会長であることが分かった。

洪会長は2017年にも、三成洞にあった朴槿恵(パク・クネ)前大統領の私邸を購入している。地下1階、地上2階の戸建て住宅で、朴前大統領が1990年から2013年2月に大統領府へ入府するまで約23年間住んでいた家。当時洪会長は購入理由について、「価格が安く、場所がいいので買うことにした」と述べている。また、15年には全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の長男が所有していたハーブ農場も購入していたという。

今回洪会長が李元大統領の私邸まで落札したことについては、李元大統領との関係性や風水地理的な理由があるのではないかという推測が広まっているとのこと。

一方、8月に落札された朴前大統領のソウル市瑞草区内谷洞の私邸の購入者は、大手芸能事務所のIOK COMPANYであることが判明。朴前大統領は17年4月に代理人を介して三成洞の物件を売却し、この内谷洞の私邸を28億ウォン(約2億6174万円)で購入している。当時朴前大統領は拘束中だったため、実際に住んだことはなかった。

韓国のネットユーザーからは、「政権が変わったら、そのまま李・朴元大統領に寄付するつもりじゃないのかな」「2人が出所したら返していただけるとありがたい」「会長が左派でないことを願う。違うならあなたは英雄です」など、会長への期待の声が寄せられている。

一方で「文大統領の自宅も公売に付されたら、右派の人間が買って奪い去ればいい」「自分に力さえあれば、文大統領より確実に潔白な2人の家を買って、文大統領の家を捨ててやりたい」「李・朴元大統領を支持はしないけど、国に家まで奪われるのは違うと思う」など、文大統領を批判するコメントも多く見られた。(翻訳・編集/丸山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携